新たな暮らしの装色

施工例

新たな暮らしの装色

鈴鹿市
S様

日本と海外、どちらの良さも取り入れて

海外で暮らしていたS様ファミリー。旦那様の海外赴任の任期満了を見越し、持ち家リノベーションのイメージを膨らませながら、帰国した1年後に本格的にスタート。LDKの不便さの解消や間取り変更、古い設備の取り替えなどを行いました。

LIXILのキッチンは、リシェルSI。食洗機はミーレで、スタイリッシュで家事ラク設備を選ばれました。
配色にもこだわって、色味を合わせたところと色柄で遊んだところのバランス感覚が絶妙です。
リビングの壁面は、エコカラットならではの表情がアクセント。テレビボードの間接照明の光がやわらかく、上質な空間づくりを演出します。また和室の面影を残した奥様の洋室は、手芸に没頭できる大切なアトリエです。

日本と海外でそれぞれ暮らした経験から、吟味したものを取り入れて。「家から出たくないくらい完璧」で快適なお家に生まれ変わりました。
お客様の声はこちら

以前はダイニングキッチン・リビング間にあった3枚の引戸を撤去して、オープンのLDKへと造り替えました。
グレイッシュカラーの中に、ダークブラウンの木目調でぬくもりを加えて。床材はベリティスフロアーSを追い貼りして、リビングの1部に床暖房を施しました。クラフトレーベルの引戸(ブラックオーク柄)が空間を引き締めます。
シックな色合いでまとめながら、奥様が刺繍したファブリックから手仕事のあたたかみを感じさせます。海外で見つけた雑貨たちがちょこんと覗き、インテリアに彩りと旅の想い出を添えています。

 

S様 カフェカウンター リノベーション後 写真

カフェカウンターは、職人によるオーダーメイド。
控えめな主張の細く積み重なったヘリンボーン柄タイルは、どこかノスタルジック。
ダイニングテーブルが見つかるまでは、カフェカウンターにご家族3人並んでお食事をされているそう。
カウンターの上にお料理を置いて取り分けることができ、お家でレストラン気分を味わえます。
また、のんびりとお茶やお酒を楽しむことも。
カフェカウンター下にはオープンの収納を備え、細々しやすいものを仕舞えます。

S様 キッチン LIXIlL リシェル 写真

S様 キッチン ニッチ リノベーション後 写真

壁付きキッチンから対面キッチンへ変更。
LIXILキッチンはリシェルSIで、ブラウンのニュアンスカラーは奥様のお気に入り。

 

フラットなカップボードは、淡いオリーブのようなペールグリーン。
キッチン用吊戸棚の代わりに、扉付きの収納(ヴィータス)を採用しました。飾り棚やカウンター天板と同色で、キッチンに統一感を与えます。

 

キッチン壁面には、上品なツヤとグレイッシュカラーのタイル・クラルテをあしらって。キッチンカウンターとは異なるタイルを、同系色で濃淡を変えてまとめました。

 

食洗機は、念願のドイツ製のミーレを選ばれました。バスケットが3段あり、国産の食洗機よりも大容量で、まとめて洗いたい派にも。料理中に片付けておきたい調理器具や食べ終わった食器類を入れて、1日の洗い物を1度で済ませることができます。強制乾燥機能はないのですが、洗い終わったら扉が自動的に半開きになり、中の蒸気を逃がして乾燥させる機能があります。

 

S様邸 床材 見切り 写真

壁には三角屋根のリモコンニッチ。ミニマムな台の上には、ちょっとした小物も置けます。

 

キッチンのフロアタイルとリビングダイニングの床材を繋ぐのは、真鍮の見切材。異なる素材を金継ぎのように繋げて、シャープでモダンな印象に仕上げました。

外からの目線が気になる大きな窓を減らし、高い位置に採光窓を設置。
壁面が増えたことで家具が納まりやすく、スペースを活用しやすくなりました。

 

窓が埋まった分、テレビの位置を変更。アクセント壁には、エコカラットプラス「グラナスヴィスト」。自然な石の風合いがあり、リビングに贅沢な重厚感が加わりました。
テレビボード下に間接照明を入れたのは、旦那様のこだわりポイント。特に日が沈んだ時間帯は、独特の浮遊感とあたたかな光が心地良くリラックスムードを醸します。

 

S様 エコカラット リノベーション後 写真

玄関ホールの飾り棚にも、エコカラットプラス「パールマスクⅡ」を貼りました。 正方形のリズムとパールのような光沢が上質で、間接照明を付けると陰影が美しく映えます。
季節の雑貨をディスプレイして、好きなアロマを焚いて、迎える人をほっこりさせる演出が可能に。

S様 洗面室 リノベーション後 写真

既存の間取りを生かした洗面室。収納が必要な箇所に設けて、利便性が向上しました。階段下収納の扉をなくしてオープンにすることで、無駄なくスペースを使えるようにしました。
階段の高さに合わせて3段の収納棚があり、使用頻度に合わせて使い分けられます。
アクセントクロスはシンプルなモザイクタイル柄で、さりげなく個性を出して。

 

元々付いていたパイプの位置が使いづらかったので、付け替えて再利用しました。ランドリースペースとしても機能します。

 

壁面には、服を畳んだり置いたりできる造作台を設けました。天板は、洗面台の扉色に近い色で塗装してまとまりを出しました。この造作台の下には、お手持ちのプラスチックケースを収納できます。

 

洗面台は、TOTOのオクターブを採用。手を差し出すと吐水する自動水栓、自動きれい除菌水が使えます。水から作られるきれい除菌水は、直接肌に触れられ、汚れの原因となる菌を除菌する効果があり、排水溝掃除の手間を軽減します。
水廻りに使いやすいクッションフロアは、パッチワーク模様のラグ柄。
洗濯機の上に南海プライウッドのランドリー可動棚を設置して、洗剤や洗濯グッズを置けます。

S様 アトリエ リノベーション後 写真

奥様の部屋は、和室の面影を残しながら洋室に造り替えました。
壁紙は落ち着きのあるグレーの織物調、アクセントクロスはルーマニアの刺繍のような柄のアクセントクロスを合わせて。
南側の掃き出し窓から日光が差し込み、冬は暖房いらずで過ごせます。

 

カロチャ刺繍 プレート 写真

押入れだった場所のふすまをなくして、2段の収納と壁付きのデスクコーナーを設けました。
押し入れの幅と奥行きを生かしたデスクコーナーは、「おこもり感」に包まれます。
独学で手芸を始められ、今ではすっかり図案をみると作りたくなるほど夢中だという刺繍や編み物をする場所です。
刺繍を始められてから3年ほど経ち、ドイリーやエプロンなどに刺繍を施されました。 額縁に色とりどりに咲いたボタニカルを閉じ込めて。シックな色合いの室内に花を添えます。

 

手芸の本や道具を置いた飾り棚は、一目で手に取りやすく。制作した作品や海外で見つけた雑貨たちを並べて。いつでも眺められて、ふと当時の想い出がよみがえります。
お気に入りに囲まれて、奥様が趣味を心から楽しめるアトリエができました。

リノベーション詳細
三重県鈴鹿市
119.08㎡
築19年
1F(LDK・水廻り・玄関・和室) 2F(トイレ)
木造
約1,200万円
食器洗い機ミーレ
パナソニック ベリティスフロアーS、床暖房
ビニールクロス
リクシル リシェルSI
ビニールクロス、タイル、エコカラットプラス
カフェカウンター(ダイニング)、デスクカウンター(アトリエ)、造作棚(トイレ)、飾り棚(玄関ホール)
新生活を快適にする上質な家
一覧を見る