新名神が開通して以来、京都へのアクセスがとても良くなり
気軽に京都へ出かけられるようになりましたね。
今回のぶらり京都の旅では「第42回 京の夏の旅 文化財特別公開」をあちこち巡ってきました。
最初の訪問先は、こちら↓↓↓
龍安寺や仁和寺、立命館大学などが近くにある「本野精吾邸」です。
大正から昭和初期にかけて活躍した建築家で、
モダニズム建築の先駆としてしられている本野精吾さんの自邸です。
大正13年に建てられたもので、中村鎮式コンクリートブロックで建てられています。
コンクリートがむき出しの状態で、建てられた当初から変わらず今も
この場所に文化財として保存され、地域の情報交換の場として使用されているそうです。
コンクリートブロックがむき出しのままで
華美なレンガなども貼られていないシンプルさがステキです。
リビングの窓も大きく設計されていて
室内はとても明るく開放的でした。
仕事柄、古い住宅をよく見る機会がありますが
このお宅のように、建てられた時のまま
ほぼ手を加えられず良い状態で保存されている建物に
なかなか出会うことができないので
その事に感動です。
貴重な建物。これからも守っていただきたいです。